賃貸と購入はどっちが得?

賃貸と購入はどっちが得?

この時期になると毎年どっちが得かの投稿を見かけます。

結論から先にどっちも得でどっちも損

まず各世帯の所得状況や勤務先の転勤の有無や
自営なのか兼業農家・漁師なのか等で選択は変わります。

どのように選択するかは今後のライフプランで考えましょう。

現状、転勤の可能性がある世帯は基本的に賃貸の方がお勧めです。

転勤がある勤務先の場合は家賃補助や社宅制度等色々と利用できモノがあるので利用しない手はないです。

この制度に甘えすぎて失敗しないように注意しましょう!

この場合に大事なのは本当は払うべき賃料分の差額は必ず貯金しておくことが大事です。

社宅ですとお付き合い等でこの貯金ができていないことをよく耳にします。

このようなご家庭は先行して購入することをおススメします。
仮に制度を使わないのがもったいなくても手元に資金を残せないのであれば、絶対に購入してしまう方が将来的に安心です。

購入時期に手持ち金がないと確実に支払ローンで大変な目にあってしまいます。

退職金をあてにされる方もおられますが、もらえなかったら、、、老後資金は。。。心配要素はたくさんあります。

さらにお子様の受験や転校の不安等の関係で基本的に引越しが難しいご家族は購入しておいて単身赴任という考え方もあります。

また、自営業者で売上げではなく所得を低く確定申告をしている方も賃貸の方が向いています。

というか所得が低いため希望のローンが組めません。

住宅ローンは過去3年程度の年収を見られますので購入を検討し始めたら3年間は節税せずに所得を高く申告すると良いですね

戸建が良いかマンションが良いか

傾向的に若いときに戸建を購入された方はリタイアメントに合わせてマンションに住替えている世帯を多く見かけます。

管理費・修繕費の支払いが今後も負担と感じなければマンションに住まう方が楽ですね。

そんな私は戸建派です

車移動が基本なので車までの距離が近ければ近いほど良い。

現在の自宅は完全にビルトインで雨の日も傘いらずで乗り込めます。

ビルトインというよりもシャッター式で建物と駐車場は一体となっています。

私はこれが自宅購入の絶対条件での選択だったのでそもそも賃貸では見つかりません。

ちなみに金子は新築ではなく中古派です

程度の良い住宅を購入するほうが自由が効くのと探す物件も広く探せます。

そのうえで希望の物件がたまたま新築であればなお良しという見方をしています。

賃貸がお勧めの方はやはり転居する可能性が高い方

お子様が小学生等転向が心配なご家族は早めに購入して転勤の時は寂しいですが単身赴任でと気持ちを振り切る。

なんだかんだとこれが一番良いかもしれません。

そして購入する年齢が遅くなりそうな場合は
逆に収益物件を購入して老後に備えておくのも良いです。

この場合、絶対に無理して新しく高い価格のものは購入してはダメです。

利益を生んでこその収益物件なのでキャッシュ又は短い期間のローンでの購入がベスト。

実際に自宅を購入する際に足かせになっては元も子もありません。

失敗しない不動産選択は購入が良いや
賃貸が良いではなく自分自身のライフプランにあった方を選択することが本当の正解となります。

どちらを選択しても言えることは見栄を張って高額なものは選択してはいけない

住み始めて3か月もすればその環境に慣れてしまうのが人です。

慣れてしまうのであれば無理はしない方が良いですよね?

私個人の考え方としてリタイアメントしてからの老後資金が心配な方は購入するべきと考えます。

よくローンが支払いきれなくて競売等で大変な思いをされる方がおりますが将来は何があるかわかりません。

無理して組んだ月々の住宅ローンの支払いは長ければ長いほど辛いものです。

そうであれば無理をしない住宅ローンの最大支払い額を目安として
夫婦でアルバイトになっても支払える金額に抑えられる価格帯の不動産を購入するべきです。

その支払額に合わせて手持ち金を用意する。

リアルなイメージはこんなです。
東京で言えば~14万円/月以内が最大値の理想ですが低いに越したことない。

逆に所得も平均に比べ高く
預貯金も平均値より多額にある方は自由を優先して賃貸が良いかと思います。

この場合も余裕資金があるので無理した金額にならない範囲で収益物件を購入しておくと良いです。

一棟アパート、マンションを求める方が多いですが
手間は増えても区分所有マンションや戸建賃貸等個別で売却がしやすい環境にしておくほうがお勧めです。

実は一棟アパートやマンションは古くなるとローンが厳しくなり
売却を検討するころにはなかなか購入できる方が見つけづらくなります。

安価で売却するのであればすぐに見つかるでしょうけど。

さらにアパートならまだしもマンションですと解体するにも解体費がバカにならないので要注意です。

古くなったマンションでメンテナンス状態も良くなく土地として売却をしなければならない収益物件は意外にも多く
解体費の他に立退料迄発生してくることも多々あるので購入時の選択は本当に重要です。

あくまでも個々人のライフプランで考え方は変わるので
一参考意見ではありますが抑えておいて損はないプランニングです。

そんな金子は自分で言っているとおり
自身の保有不動産は自宅の他に区分所有マンションや戸建賃貸の長期保有だけで
一棟アパート、マンションは長期保有していません。

収益不動産はお金持ちじゃなくても買えますが買って損している方を多々見受けます。

ですが購入する物件の選択を失敗するから大変な目に合う方が多いだけです。

そして重要なのは買えるからと言って無理して買ってはいけないということなのです。

多少利益は少なくても足かせにならないものを選択する必要があります。

この選択を間違える又は売りつけられるから不動産屋に騙されたとなってしまいます。

ちゃんと先を見据えることが自宅を購入するのも収益物件を購入するにも大事なことなんです。

不動産屋だから考えつく戦略も出し惜しみなくアドバイスいたしますので
自宅のことも収益のこともなんでも相談してくださいね!

相談してよかったって言ってもらえる自信があります

ましてや相談いただいた方に恨まれたくないですからね!

まぁ、購入が得なのか、賃貸が得なのか?こんなことを考えること自体がナンセンスで重要なのはライフプランです。

ハウジングサクセスは不動産業ではありますが不動産屋ではありません。

住まいを中心にご相談者様のライフプランをご提案させていただいています!

そんな金子はいつでもご相談をお待ちしております!

 

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