父が孤独死した実家は事故物件になってしまうのでしょうか?

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株式会社トラスト・マン(秋田県秋田県秋田市泉南一丁目12番24号)伊原社長のお話し

伊原 勝幸

Q:父が孤独死した実家は事故物件になってしまうのでしょうか?
少し離れた所にある実家に父が一人で住んでいたのですが、
近所の方から姿が見えないと連絡が来て、行ってみると亡くなっていました。

自然死とのことで死後3日ほど経っていましたが、
寒い時期で室内にひどい汚れもなく、業者を呼んで清掃などもしてもらいました。

住む予定がないので売却を検討しているのですが、やはり事故物件になりますか?
売却理由は言わないといけないですよね。
やはりかなり安くなってしまったり、なかなか売れなかったりするのでしょうか?

A:まさに弊社が最近、扱ったケースと同じような物件のご相談かと思います。
まず、事故物件か否かというところですけれども、
こちらは孤独死ということであれば特に事件性はないので、事故物件ではないと思います。

但し、「心理的瑕疵あり物件」という形のご紹介になってしまいます。
そういう形で売りに出すとですね、心理的瑕疵てなんでしょうか?って必ず後日門が来ますので、
その際にまず、その理由をご説明させていただいたりするんですが、
価格としてはやはり市況の相場価格よりも、だいたい1割から2割程度は安くなるという風に言われております。

弊社の場合も今回ご紹介させていただいたお客様には
1割程度のお安い形でもご紹介という風な流れになっております。

やはりあの理由を聞くとですね、やはり嫌われるケースが多いのが正直事実です。
でもそういうことも気にせずにですね、
やはりお手頃に変えるという魅力があるという形で選んでいただける方もいるので、
そんなに心配はしなくても大丈夫かなと思います。

時期的にはいついつ売れるというのはお約束と言うか見込みは立たないんですが、
間違いなく売れる形にはなるかと思います。

それとそういう孤独死があったかどうかを正直に話さなきゃいけないのか?
ということですけれども、これはやはり正直にお話ししていただかないといけないと思います。

結局ですね、後でそのことが買主様の方に知れて
「そんな話聞いてない」「もしそういうことがあるんであれば買わなかった」といったことも当然ありますので、
そういったことのトラブルを避けるためにも正直にお話しいただく形がベストだと思います。

不動産会社を選ぶ際は、やはりそういったこともきっちりご説明、ご相談していただいて、
親身に色んなアドバイスをしていただいて、「価格を下げなきゃ売れないよ」とか、
そういったようなところではなくて、「このくらい、相場より安くなってしまう」といったような事を
きっちりご説明していただける不動産会社さんそういった所を選ばれるのが一番かなと思います。

金子は心理的瑕疵は事故物件とある意味一緒である意味違うと説明しています

私は事故とか心理とか細かいことではなく「気になるからないか」、「気にならないなら金額の魅力」、「気になるなら検討の余地もなし」、等お話しします。

だから私は心理的瑕疵の時は事件性はないので、事故という目線よりも気になる?という部分に重きを置いてお話しております。

大事なのは伊原社長のように売主様には具体的な提案を、買主様にはメリット・デメリットを伝える誠実さだと思います。

説明義務の有無ではなく気になるようなことはしっかりと伝える。この誠実さが大事ですよね!

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