住宅ローン金利が上昇?

 

こんにちは。島崎です。

 

先日、日銀より正式に発表された「マイナス金利政策解除」によって

すでに各銀行で預金金利を上げる動きが出ており、今後様々な金利が上昇するのではというのが大方の予想ですね。

 

これから住宅を購入する方をはじめ、すでに住宅を購入したという方々にも大きな影響が出る

住宅ローンの金利はどうなっていくのか気になるところですね。

 

これから購入する方は変動・固定金利の選択をより慎重に検討する必要も出てくると思います。

すでに購入している方々は固定金利を選択している方を除き、変動金利を選択された方には

特に不安や気になるところだと思います。

 

一般的に変動金利を選択されている方がほとんどだと言われていますが、

昨年住宅支援機構がアンケート調査した結果によると

70%超が変動金利を選択という回答だったそうです。

 

参考資料

 

変動金利は今後不安?

 

4月初旬の現時点では、変動金利に対する動きは各金融機関で見られない状況です。

逆に優遇幅を引き上げて、更に金利を安くという動きを見せた金融機関もありました。

もちろん今後多少の上昇はあっても、直近では大きくは動かないだろうというのが大方の予想です。

 

変動金利を選択された方は今後、金利の動向を注視した方が良い

という前提ですが、今回の発表で金利がすぐに上がったのは固定金利の方です。

よって、数年後に変動金利が上昇した場合には同様に固定金利が上がっている可能性が高いため

今後必ず大幅に上昇するという見解の方は早急に固定金利への変更を検討された方が良いと思います。

 

また、変動金利には基本的にどの金融機関でも同様のルールが設けられています。

 

変動金利のルール

変動金利

借入時の金利は固定されず、返済期間中も金利が変動するタイプです。

毎年2回(4月と10月)、定期的に金利の見直しが行われ、それぞれ翌月から適用されます。

住宅ローンの変動金利には『5年ルール』と『125%ルール』があります。

「5年ルール」とは

 

変動金利型を選んだ場合には金利が変動するため、金利が低くなることもありますが、逆に高くなることもあります。

ただし、5年間のあいだ、金利の変動による返済額の変更がない、というのが住宅ローンの「5年ルール」です。

ローン契約者の負担を減らすために定められたルールとなります。

 

「125%ルール」とは

 

金利上昇によって毎月返済額が増える際、その上昇幅が前回の返済額の125%を超えないようにする、というものです。

金利が急上昇した場合、次の5年間の返済が青天井で一気に増えるのではなく、1.25倍までにしか増えません。

月々10万円の返済をしていた場合、翌5年間は12.5万円までの支払いになるということです。

 

「5年ルール」と「125%ルール」の注意点

 

5年ルールや125%ルールで毎月の返済額が大きく変わらなかったとしても

上昇した金利のために生じた未返済分は、住宅ローン契約の終盤に返済を求められます。

5年ルール、125%ルールはその時点で一時的に「急激な変化」を抑制するための仕組みであって

「総返済額を減らす」仕組みではありません。

毎月の返済額が急激に変化しないとはいえ、住宅ローン金利の動向は注視しておくことをおすすめします。

 

 

ネット銀行は要注意

 

上記、の変動金利に適用されるルールですが、ネット銀行には適用していない銀行があります。

現在住宅ローンをネット銀行の変動金利で借りている場合は、一度問い合わせをした方が良いかと思います。

 

現在、住宅ローンの返済が厳しくなっているなどのご事情がありましたら

今後のご不安や売却等のご相談は早めにすると何かしらの対策がたてられる時間が出来ると思います。

 

住宅ローン返済支援エージェントが在籍していますのでご相談ください。

ご相談はコチラから

 

 

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