ペットも長生きの時代

こんにちは。賃貸担当の土方です。

今回はちょっと切ないペットのお話しです。

我が家には17歳になる猫がいるのですが、

ずいぶん前に肺に腫瘍がある、と診断を受け、

当時の私には手術費用(80万円)を出せるほど余裕も無かったため、

そのまま朝晩、薬を与えるだけの選択しかできませんでした。

最近になって、腫瘍が大きくなってきているようで、

呼吸がちょっと苦しい感じ、一生懸命息をしているように見えたので

獣医さんに相談してみたら、ペット専用の

「酸素ボックス」なるものを紹介してくださいました。

アスリートが良く酸素カプセルを利用して

疲労回復や筋肉の修繕回復に役立てている、

と聞いたことがありますが、

それと同じような仕組みなのかな、と思いました。

テルコム株式会社という企業が開発した

小動物用のケージ内での酸素吸入器で、

土方の住んでいる地区担当の代理店は

有限会社ケアウェイさんという会社でした。

 

小動物用酸素吸入器

酸素濃縮器の本体と専用ケージと、

口元へセットする酸素マスク的なもののセットとなっており、

小型タイプの物をレンタルすることにしました。

小型、といっても、結構広さがあって、

トイプードルちゃんくらいなら、小型のケージで十分だと思いました。

ひと月15,000円(税別)、この装置で少しでも呼吸が楽になるなら、と

動物病院からいったん帰宅して、そのまますぐに

川越市にあるケアウェイさんまで、車で取りに伺いました。

私は、社長をはじめ理解ある同僚みなさんの厚意に甘えて、

当日欠勤(本当にすみません!)して取りに行きましたが、

配送料をお支払いすれば、自宅まで持ってきてくれますし、

何より、連絡した当日、遅くとも翌日には届けてくれるのが

一刻を争うようなペットの状況には嬉しい配慮だなと思いました。

午前中に診察を受け、午後3時過ぎには酸素濃縮器を車に積み込んでおりました。

急ぎ自宅へ戻り、ケージを組み立てて本体のスイッチオン!

…結構な音です。。。。

これは。。。猫は怖がって寄ってこないかも。。。

。。。。案の定です。

とりあえずケージに入れてみても、10秒で出てきてしまう。

我が家の17歳は息がしんどくてもまだウロウロできるので

「あ、いや~、ボクは結構です。」といった感じで

そそくさと出てきちゃう。

それならば、布団で横になっている鼻先にマスクを置いて、

寝ている間に良い酸素を吸ってもらおうと

そーーっとマスク(よく見ると100均のじょうごでした)

を置いてみました。よしよし、気が付いてないカンジ♪

10分後。(奥の背を向けているのがヤツです)

…以下、

口元に置く。

移動する。

口元に置く。

移動する。

を繰り返し、

結局ヤツは「ええい!うっとおしい!!鼻が乾くんじゃ!」と

布団から降りて脱衣所の足ふきマットで寝そべっておりました。。。

 

食いしん坊の心理を利用

娘のアイディアで、

「ゴハンを酸素ボックスの中で食べてもらう」

という方向で今現在は落ち着いております。

心なしか、呼吸も楽になったような印象、

ゴハンも良く食べるようになりました。

警戒しつつ、ちゅーるのかかったゴハンに夢中です。

いろいろ厳しい状況ですが、長生きしてもらいたいです。

テルコムさんのHPもリンクしておきますね。

このブログをご覧になっている皆さんのお役に立てれば幸いです!

このページの先頭へ戻る