コロナ禍で外国人留学生が激減【新春対談】2022年の業界展望を語り合う④

前回の業界整備が進んだのはあの事件がきっかけ!?、火災保険の不正請求で逮捕者、不動産テックとDXに続いて

今回も週刊誌やビジネス誌に執筆するライターのA記者と、不動産業界向け新聞のB記者、不動産ネットメディアの編集を手掛けるC記者の3名で2021年の賃貸住宅業界を振り返りながら、2022年の展望を語ってもらいました。

そんな語らいにD金子の私見を織り交ぜたいと思います!

コロナ禍で外国人留学生が激減

A 2021年はコロナ禍の影響が本格化してきた1年だったとも言えそうだ。

C 空室率がジワジワと上昇しているという声がありました。各種データでも上昇傾向であると報道されています。

A 特に首都圏では単身者向けワンルームの反響が減ったらしい。都内のオーナーは「特に家賃5万円~6万円台で外国人入居者が多かった部屋で空室が続いている」と語っている。他の都市でも同じ傾向がみられるのではないかな。

B コロナ前は毎年12万人以上が来日していましたが、2020年は4万9,700人しか入国を認められませんでした。2021年は11月の段階で1万人にも届いていないといわれています。賃貸住宅市場への影響は大きい。

D 私はこういう原因はとても大事な分析だとは思いますが、やはりターゲットを一つに絞ってしまったことによりそのまま影響を受けてしまったのだと思います。 ①という数字は怖いですね。 広く浅くターゲットを狙うのは良くないと思いますが絞り過ぎは頼ってしまうことになるので気を付けたいところだと思います。

C 学生は海外からリモートで授業に参加する事例もあるようですが、時差もあるため継続するのは大変です。留学生に対して、「ここまで厳しい入国規制をしているのは諸外国のなかで日本だけ」という声もあって、「このままだと、日本は留学しようとする外国人自体がいなくなってしまうのではないか」と心配する管理会社もありました。

D でもそれは留学生に偏り過ぎたスタイルを見直さないといけないのでは?

A 賃貸住宅業界は地域の学校と連携して、留学生受け入れのための基盤を何十年にもわたって築いてきたのに歯がゆいね。11月には入国規制を大幅に緩和すると国が発表したけど、すぐにオミクロン株への警戒から、さらに厳しい入国制限に戻された。

D 正直言って私は政府の政策は信用せず、先を見越したうえで今ある環境を最大限に活かすようにしています。

 

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