フリーレントとは?いつから始まったのか?

こんにちは見た目専務ことミタセンの高橋です!

 

賃貸物件を探していると

「フリーレント1ヶ月」「フリーレント2ヶ月」といった条件を見かけることがあります。

簡単に言うと

入居して最初の一定期間の家賃が無料になる仕組みです。

一見するとかなりお得な制度ですが

実はこのフリーレントには不動産市場の事情がしっかり反映されています。

今回は

・フリーレントはいつから始まったのか

・なぜオーナーは家賃を無料にするのか

・フリーレントが長い物件の注意点

このあたりを、不動産の現場目線で解説します。

フリーレント起源海外不動産市場

フリーレントの考え方は、日本独自の制度ではありません。

もともとはアメリカの不動産市場で広まった

Rent Free」という仕組みです。

1980年代、都市部ではオフィスビルの建設ラッシュが起き

オフィスが供給過多の状態になりました。

 

そこでビルオーナーたちは、

・最初の数ヶ月を無料にする

・内装費を負担する

といった条件を提示し、テナントを誘致するようになります。

 

ここでポイントなのが、賃料そのものは下げないということです。

賃料を下げてしまうと、ビルの資産価値まで下がってしまうため

表面上の賃料は維持しながら、実質的な賃料を下げる

という方法としてフリーレントが広まりました。

日本フリーレントまっ理由

日本でフリーレントが一般的になったのは

2000年代以降と言われています。

 

背景にあるのは、賃貸市場の変化です。

・人口減少・賃貸住宅の供給増加・空室率の上昇

こうした状況の中で、オーナーは空室対策として

・フリーレント・礼金ゼロ・仲介手数料無料

といった条件を付けるようになりました。

 

今では珍しい条件ではなく

賃貸市場では普通に使われる募集方法の一つになっています。

なぜ家賃下げフリーレント使う

ここが意外と知られていないポイントです。

オーナーが家賃を直接下げない理由はシンプルで

一度下げた家賃は、なかなか戻せないからです。

例えば家賃8万円 → 7万円に下げると、

次の募集でも7万円が基準になってしまいます。

一方でフリーレントなら

・家賃は8万円のまま

・最初の12ヶ月だけ無料

という形で、実質的な家賃だけ調整することができます。

つまりフリーレントは、家賃を守りながら空室対策をする方法でもあります。

フリーレント長い物件要注意?

最近はフリーレント2ヶ月や3ヶ月

といった物件も見かけます。

もちろんお得に見えますが

不動産の現場で見ていると

フリーレントが長い物件には理由があることが多いです。

例えば、空室期間が長いや、競合物件が多い、立地条件が少し弱い等

こうした背景から、条件を強くして募集しているケースがあります。

もちろんすべての物件が問題というわけではありませんが

「なぜこの条件なのか」を確認することは大切です。

 

一見すると単なるサービスのようですが

その背景には

賃貸市場の競争やオーナーの経営判断がしっかり反映されています。

 

物件選びでは、条件の良さだけでなく

「なぜこの条件になっているのか」

という視点で見てみると

また違った見え方がするかもしれませんね!!

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