こんにちは事務担当西岡です。
今回は、練馬区にある稲荷山公園についてご紹介します。
埼玉県狭山市にも同名の稲荷山公園がありますが、それとは別です。
練馬区のホームページによると、「稲荷山公園は「清水山の森」と「稲荷山憩いの森」の2つの大規模な樹林地を含んでいます。この2つの樹林地には、多くの区民に親しまれているカタクリ群生地のほか、キンラン、オオタカなど絶滅危惧種に指定されている希少種、湧水池などの貴重な資源が残されています。」という紹介がされています。なかでも清水山の森は、東京23区で有数のカタクリ群生地として知られています。このためか、練馬区の保健施設や養護施設等に「カタクリ」という名前のついたものを多く見かける気がします。※未確認なので違っていたらすみません。
ちなみに、この稲荷山公園へは都営大江戸線「光が丘駅」から「土支田循環光が丘駅行」バスに乗車し、「土支田八幡前」バス停を下車し徒歩約4分で到着できます。
カタクリはユリ科に属する多年草で、通常紅紫色の花が咲きます。
↑ 清水山の森カタクリ群生地
清水山の森の湧水池 ↓
※写真は、それぞれ練馬区土木部発行の稲荷山公園ニュース第2号より
花は晴れたあたたかい日に開きますが、夕方には閉じてしまいます。また、曇りや雨の日、寒い日は花を閉じたままになるそうで、一株の開花期間は一週間程度で、例年3月下旬から4月上旬にかけて次々と開花します。
稲荷山公園のカタクリの群生地はカタクリ保護のため、閉鎖期間を設けており、カタクリの開花期のみ午前9時から午後5時に公開し、令和7年のカタクリ群生地の一般公開は4月21日(月)をもって終了しました。また、公開時にはカタクリガイドが常駐しており、カタクリについての説明をしていただくことができます。
今年はもう見られないのに紹介されても・・・とお思いでしょうが、開花の期間が短いので今から来年の予定に加えていただければいいのではないかと思う次第です。
前回、「はじめまして」というご挨拶では練馬区立図書館の宣伝をさせていただきましたが、実はこの稲荷山公園の付近に練馬区立稲荷山図書館があります。自然に触れたあとは、文化の薫りにも触れるべく練馬区立図書館に登録してみるのも一考かと思います。何となく前回と話がつながったところで今回は失礼します。